AI × カルマンフィルタを用いた交通量調査(デモ動画)

動画をベースにした物体検出はインパクトはありますがそれだけでは何の役にも立ちません。例えば動画から物体や生態及び顧客数を定量的に把握するためには、同一個体を重複カウントしないようフレームにわたって追跡する必要があります。
そこで、ディープラーニングの物体検出技術とカルマンフィルターという移動体のトラッキング技術を組み合わせて幹線道路を通過する自動車を上下線それぞれカウントするデモを作成しました。自動車の種別ごとにカウントしたり、区間を通過する時間(ここではフレーム数)をもとに速度計測したりすることが可能となります。個々のの車両をトラッキングしているためレーンを跨いでもカウントに支障はありません。

この技術は歩行者の人流解析や店舗内での動線分析、鳥類・魚類など生態調査などに応用できます。